アルファベットのつまずき解消!大文字から覚える小文字クイズ

「むすびつくばライズ学園」でも大好評のアルファベットの練習動画を紹介させていただきます。
🍀 シンプルだからこそ、むずかしい !?
私たちの教室には、読んだり書いたりを苦手とする子が多くやってきます。特にアルファベットは、b と d など形が似た文字の区別で戸惑う子もいます。
そんなときにおすすめしたい練習方法の1つが、大文字と小文字をむすびつけるクイズです。
🍀 アルファベットには、大文字しかなかった
もう小文字まで知っている子も、まだこれから…という子にも、まずは「アルファベットには大文字しかなかった」とお話したら、
「クイズ! どんなふうにして、小文字が生まれたのかな?」と問いかけ、子どもたち自身に考えてもらいます。
🍀 動画を見る:2つのうちのどっち?
ライズぷらす ⇒ 英語 | ライズぷらす
こちらの動画をご覧ください。大文字が少しずつ小文字に変化していきます。その下にある2つの小文字の内、どちらがその大文字の小文字か、最初は再生速度をおさえて、子どもたちがゆっくり考えられるようにします。
🌟 苦手な子にこそ「アハ!体験」で
もちろん、まちがえたってOK!
まちがえても、自分で考えて「なんだ、そういうことだったの!?」と、アハ!体験 できるようにすることこそ大切です。
最初の一歩だからこそ、自分で考えられるようにしたいですね。機械的に書かせるより、ずっと効率的に身につけられますよ。
🌟 強みを生かす「マルチフック法」
見どころ、捉えどころ(フック)をおさえれば、記憶はより確かになります。「ライズぷらす」のメソッドは、いくつもの手がかりを生かせるように工夫した「マルチフック法」です。

「ABC英語れんしゅうちょう」(リヴォルヴ学校教育研究所)でも、目からのヒントとともに耳からのヒントを生かすなど、子どもたちの得意を生かす練習方法を紹介しています。

💡 小文字の h は「2階からたてぼう、ひと山で h 」
例えば小文字の h は、
・「耳からのヒント(言葉による説明)に強い子」には
「2階からたてぼう、ひと山で h 」と文字の形を言葉にして説明する
・「目からのヒント(絵からの情報)に強い子」には
「 horse の h、馬の首は長くね」と文字を絵に当てはめて印象づける
などしてみてください。
💡 b / d や h / n / r など似た文字を混同する子には
b / d は上にのせたピエロ(クラウン)のイラストで覚えるのがおすすめです。右利きの子なら「左手は b 」と覚えておいて、
「わからなくなったら(鉛筆を持っていない)左手を見よう!」とします。
h / n を混同する子には、「 horse の h、馬の首は長くね」に対して、「nurse は寝ぐせが立たないようにしてね」とします。
💡 R / r が覚えられないという子には
意外と苦手にする子が多い R / r は、「ラビットの R 」とするのもおすすめです。


小文字は、「ウサギがぴょんぴょん」と言いながら練習します。これまでに、なぜか「 r が最後まで覚えられない」という子もいましたが、字の形を思い出せないときにも「ウサギが…」と声をかけたりしてみましょう。
n と混同する子には「ウサギが頭をぶつけないようにしてね」とします。
その子にあった、さまざまなアプローチを工夫してみてください。「こんな方法もあるよ」など、アイディアをシェアいただけたらとてもうれしいです。
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執筆者:小野村 哲(おのむら さとし)
公立中学校に、16年間、英語教諭として勤務。茨城県教育研修センター英語教育講座講師(1993~1995)を務めるなどの実績を残す。
1999年3月、39歳で退職し、リヴォルヴ学校教育研究所を立ち上げ、一人ひとりに異なる学び(Learning Differences)をサポートしている。
・NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所理事長
・元 つくば市教育委員会教育委員
・認定NPO法人エッジ読み書き困難指導・支援講座講師
主著に『イラストと音で覚える 読み書きが苦手な子のためのアルファベットワーク』(明治図書)2020他。

特定非営利活動法人リヴォルヴ学校教育研究所は
2000年に「ライズ学園(現 むすびつくばライズ学園)」を立ち上げて以来
不登校やLDなど多様な子どもたちの学びと育ちを支援しています。
Learn Different. ちがいを力に!




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